2017/07/07【黄色ブドウ球菌】仕出し弁当で集団食中毒26人 /熊本県
【黄色ブドウ球菌】仕出し弁当で集団食中毒26人 /熊本県
天草市で、仕出し弁当を食べた26人が黄色ブドウ球菌による食中毒を起こしていたことがわかり、熊本県は弁当を作った仕出し業者を営業停止の処分にした。
7日から3日間の営業停止処分を受けたのは天草市の仕出し店「すえひろ」。県によると3日、法事で出された弁当を食べた天草市の71人のうち26人が下痢やおう吐などの症状を起こし、そのうち2人が脱水症状などで入院した。
2人は既に退院し、他の人も快方に向かっているという。天草保健所が調べたところ、患者から黄色ブドウ球菌が確認され「すえひろ」が作った弁当が原因と断定された。
黄色ブドウ球菌は短時間で発症するのが特徴で、県では調理したものはすぐに食べ、残ったものは思い切って処分するよう呼びかけている。