【結核】仙台市で集団結核が発生 保健所が注意呼びかけ /宮城県
仙台市は5日、市内で結核の集団感染が発生したと発表した。市保健所によると、市内に住む30代の女性が今年5月8日に結核と診断され、その後の調査で女性と接触した可能性がある2人も結核とわかった。
また、この女性の知人14人も潜在性結核感染症(発病なし)と診断されたという。
現在、入院している患者はいない。県内での結核の集団感染は、1993年以降、今回で12件目。
保健所は「結核は過去の病気ではない。風邪のような症状が2週間以上続いたら医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。