2017/08/22【腸管出血性大腸菌:O157】ポテトサラダで食中毒 O157感染者は10人に /埼玉県
【腸管出血性大腸菌:O157】ポテトサラダで食中毒 O157感染者は10人に /埼玉県
埼玉県熊谷市の総菜店で販売されたポテトサラダを食べた6人からO157が検出された問題で、新たに同じ系列の別の店舗で購入したポテトサラダを食べた4人からもO157が検出されたことがわかりました。これで感染者は10人となり、県はどの過程で菌が混入したのか調べています。
この問題は今月7日から8日にかけて、埼玉県熊谷市の総菜店「でりしゃす籠原店」で加工販売されたポテトサラダを購入した8人が下痢や腹痛などを訴えたもので、このうち6人から腸管出血性大腸菌、O157が検出されました。このうち5歳の女の子が一時、意識不明となりましたが、現在は快方に向かっているということです。
埼玉県はポテトサラダが原因の食中毒と断定し、総菜店を営業停止の処分にして、ほかにも感染が広がっていないか調査していました。
その結果、新たにこの籠原店や熊谷市内の別の店舗、それに前橋市内の店舗で同じ日にポテトサラダを購入して食べた合わせて6人が腹痛などを訴え、このうちの4人からO157が検出されたことがわかりました。これで感染者は10人となりましたが、新たに感染が判明した人の中で症状が重い人はいないということです。
県などによりますと、これらの店を運営する会社はポテトサラダを群馬県の食品工場から仕入れて34店舗に卸し、各店舗でハムやリンゴを混ぜ合わせていたということです。埼玉県などはどの過程で菌が混入したのか調べています。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170822/k10011107831000.html