2017/08/25【食中毒】島根県で夏の食中毒警報 仕出し弁当などで被害相次ぐ /島根県
【食中毒】島根県で夏の食中毒警報 仕出し弁当などで被害相次ぐ /島根県
島根県は24日、浜田市金城町波佐の飲食店「川根家(かわねや)」の仕出し弁当を食べた23~59歳の女性8人が食中毒の症状を訴えたと発表した。全員が快方に向かっているという。浜田保健所は症状などから同店の弁当による食中毒と断定し、同日から5日間の営業停止処分とした。
県薬事衛生課によると、22日昼に魚やポテトサラダなどが入った仕出し弁当を食べた23人のうち8人が23日朝までに下痢や腹痛などの症状を訴えた。原因は調査中。
県は24日、夏季の食中毒警報を発表した。この2週間に県内で3件の食中毒が発生し、高温多湿の気象状況が続くとみられるためという。夏季の警報の発令は、注意報を新設し、警報の発令基準を厳しくした2013年度以降初という。
また県は同日、出雲市駅南町1丁目の飲食店「神門」の食事で15人が下痢などの症状を訴えた食中毒について、患者3人の便から検出した「腸炎ビブリオ」が原因とみられると発表した。