2017/09/20【腸管出血性大腸菌:O157】O157 厚労省が全国の自治体担当者の緊急会議
【腸管出血性大腸菌:O157】O157 厚労省が全国の自治体担当者の緊急会議
群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の利用客が、相次いでO157に感染し、3歳の女の子が死亡したことを受けて、厚生労働省は20日、全国の自治体の担当者を集めた緊急会議を開きました。
先月群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店で販売された総菜を食べた人たちが、腸管出血性大腸菌O157に感染し、このうち前橋市の店舗の炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。
この問題を受けて、厚生労働省は保健所を設置する全国の自治体の担当者を集めて緊急会議を開きました。
この中で、厚生労働省の担当者は、死亡した女の子などから検出されたものと同じ遺伝子の型のO157が、関東地方など全国各地で検出されていることを説明したうえで、国やそれぞれの自治体の間で感染者の詳しい情報などを速やかに共有できていたかどうか検証していく考えを示しました。
一方、自治体の担当者からは今回のように同じ遺伝子の型が広域で確認された場合は、国が速やかに情報を集約して、全国の自治体に注意喚起してほしいという要望が出ていました。
厚生労働省は、自治体から報告されるO157の患者数は今月に入って減少傾向にあるものの、引き続き感染への注意が必要だとして、自治体に対し、注意喚起などの感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170920/k10011149571000.html