【ノロウイルス】杵藤地区こども園で26人感染性胃腸炎 /佐賀県
佐賀県は6日、杵藤保健福祉事務所管内の認定こども園で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。0~5歳の園児22人と職員4人に嘔吐(おうと)や下痢の症状が出て、うち園児1人からノロウイルスが検出されたが、全員回復したという。
健康増進課によると、患者計26人は11月13~27日に発症した。21日に園から保健所へ通報があり、立ち入り検査で施設内の消毒の徹底や排せつ物の適切な処理などを指導した。原因は不明という。
感染性胃腸炎は多様な細菌やウイルスによって引き起こされ、冬季に集中して発生がみられるケースの多くはノロウイルスなどが原因と考えられる。健康増進課は「ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の本格的な流行時期となり、手洗いの徹底や食材の十分な加熱など予防をしてほしい」と呼び掛けている。
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