【食中毒】17年のスーパー売上高、0.9%減=野菜相場安、食中毒影響も
日本チェーンストア協会が25日発表した2017年のスーパー既存店売上高は、前年比0.9%減と2年連続のマイナスだった。相場安で野菜が伸び悩んだほか、水産品や総菜が食中毒の影響を受けるなど、主力の食料品が落ち込んだ。
全店ベースの売上高は1.0%減の12兆9175億円。会見した井上淳専務理事は「消費者がデフレマインドから抜け出せず、日常の買い物は節約志向を強めている」と指摘。コンビニエンスストアやドラッグストアなど、業態を超えた競争が激しさを増していることも重しとなった。