2018/02/17【KPC型カルバペネム耐性腸内細菌科細菌】多剤耐性菌 国内初の院内感染 2人死亡 /福島県
【KPC型カルバペネム耐性腸内細菌科細菌】多剤耐性菌 国内初の院内感染 2人死亡 /福島県
福島・郡山市にある総合南東北病院で、抗生物質が効きにくい「多剤耐性菌」の院内感染が、国内で初めて確認され、患者2人が亡くなっていたことがわかった。
郡山市の総合南東北病院で院内感染が確認されたのは、抗生物質が効きにくい「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌」の中でも症例が少なく、さらに治療が難しい「KPC型」と呼ばれる細菌。
2017年12月から2018年1月までに、5人がこの細菌に感染していて、このうち2人は、すでに死亡している。
病院では、細菌感染と死亡の因果関係は「否定できない」としている。
一方、ほかの3人は、いずれも快方に向かっているという。
また病院が、入院患者を対象に行った調査では、発症はしていないものの、細菌を保有している患者が12人確認されている。
病院では、患者や細菌の保有者を個室で管理するなど、感染拡大防止に努めていて、1月末から新たな感染者は確認されていないとしている。
http://www.fnn-news.com/…/headli…/articles/CONN00385098.html