2018/05/01【インフルエンザ】神戸・西市民病院 インフル院内感染で男性患者1人死亡 /兵庫県
【インフルエンザ】神戸・西市民病院 インフル院内感染で男性患者1人死亡 /兵庫県
神戸市立医療センター西市民病院(同市長田区一番町2)は1日、入院患者や看護師の計14人が4月にインフルエンザに集団感染し、うち90代の男性患者が同14日に死亡した、と発表した。男性の死因はインフルエンザA型が引き起こした重症肺炎で、同病院は家族に謝罪したという。
同病院によると、感染したのは、同じフロアに入院していた患者で50~90代の男女11人と看護師3人で、同11日から16日にかけて発症。同病院は感染拡大を防ぐため、面会を控えるよう家族らに要請し、感染した患者を個室に移したり、特定の病室に集めたりするなどの措置を取った。
男性は同12日に発熱やせきなどの症状が出て、同13日夜に容体が悪化した。関係者によると、男性は3月から心疾患で4人部屋に入院しており、家族の1人は「どうして感染を防げなかったのか、肺炎に至るまでに治療はできなかったのか、病院側から説明がない。心臓の病気は快方に向かっていただけに残念だ」と話している。
https://www.kobe-np.co.jp/ne…/sougou/201805/0011216794.shtml