【食中毒】修学旅行食中毒?生徒ら38人治療、福岡市聞き取り開始 /福岡県
鹿児島市内から修学旅行で福岡市を訪れていた公立中学校の生徒らが嘔吐おうとなどの症状で病院に搬送された問題で、体調不良を訴えて治療を受けた生徒、教員が計38人にのぼることが、学校などへの取材でわかった。同市は24日午前、これらの生徒・教員を対象に、具体的な症状や食事の内容などの聞き取りを始めた。食中毒の可能性もあるとみて、生徒らに検便を行っている。
体調不良を訴えたのは、鹿児島市立吉野東中の生徒ら。学校によると、2年生155人は22日にバスで鹿児島市を出発。23日午後は福岡県太宰府市内で弁当を食べた。その後、ミュージカル鑑賞のため、福岡市に移動。同3時頃に博多区の複合商業施設「キャナルシティ博多」に到着し、同6時の開場まで自由行動となった。生徒たちはこの間、夕食を済ませたという。
生徒らは観覧中に気分が悪くなった。同校によると教諭2人を含む男女21人が施設から病院などに行き、その後、ホテルに戻った別の生徒らも症状を訴えた。それぞれ回復に向かっているという。
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