【カンピロバクター】加熱用の鶏肉を刺身で提供 4人が食中毒 /大分県
大分市都町の飲食店で鶏肉料理を食べた20代の男女4人が食中毒となりました。
店では加熱用の鶏肉を刺身やたたきで提供していました。食中毒が起きたのは大分市都町の飲食店「吉鳥」です。
今月18日、店で提供された鶏のたたきや鶏刺しなどを食べた20代の男女5人のうち、4人が翌日から発熱や下痢の症状を相次いで訴えました。
情報提供を受けた大分市保健所が調査した結果症状を訴えた2人の便から食中毒の原因物質、カンピロバクター・ジェジュニを検出しました。カンピロバクターによる食中毒は主に鶏肉や生野菜、湧水が要因となり、今回の事案は店が加熱用の鶏肉をたたきや刺身で提供したことが原因とみられています。
大分市保健所は飲食店をきょうから2日間の営業停止処分とし、鶏肉の十分な加熱や調理器具などの消毒徹底を指導しました。