2018/06/07【KPC型のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)】南東北病院の院内感染 外部評価委設置 /福島県
【KPC型のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)】南東北病院の院内感染 外部評価委設置 /福島県
総合南東北病院(郡山市)で複数の抗菌剤が効かないKPC型の「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌」(CRE)の院内感染が発生した問題で、同病院は5日、院外の有識者による感染対策外部評価委員会を設置した。
委員は国立感染症研究所や県内の医療関係の専門家、弁護士ら計8人で、今後は定期的に会合を開き、感染経路の調査や病院側の再発防止策の評価などを進める。
同病院は今年2月、KPC型のCREによる院内感染で患者に発症者5人、保菌者16人を確認したと発表。発症者のうち2人が死亡した。その後は感染予防策を徹底し、病院内での封じ込めができているという。