【食中毒】宮城刑務所 集団食中毒 249人が下痢や腹痛 /宮城県
仙台拘置支所18人と東北少年院3人も
仙台市は28日、宮城刑務所(同市若林区)で調理した食事を食べた受刑者ら249人が集団食中毒を発症したと発表した。下痢や腹痛を訴えたが、症状は全員軽いといい、市は刑務所調理部門を28日から3日間の業務停止処分にした。同刑務所では、昨年10月にも217人が集団食中毒を発症している。
発症者は刑務所の228人のほか、近くにある仙台拘置支所18人と東北少年院3人。食事は刑務所の受刑者約25人で調理している。
市によると、26日午後5時ごろ、刑務所から「多数の入所者が腹痛や下痢を訴えている」と連絡があった。全員が刑務所で調理した料理を食べており、集団食中毒と判断した。