【HACCP】高知県が県版HACCP取得呼び掛け 法改正で2年後義務化 /高知県
6月の食品衛生法の改正で、向こう2年以内に全ての食品事業者に国際基準「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理が義務化されることを受け、県は独自の認証制度「県版HACCP」の取得を県内事業者へ呼び掛けている。
HACCPは、原材料の入荷から製品出荷までの工程で、食中毒や異物混入などが起こりそうな危険性や防止措置を明らかにし、継続的に監視、記録するなどして安全性を確保する手法。欧米を中心に義務化する国が増えている。
国は、広域的な食中毒の発生や、食品による健康被害対策として、2020年東京五輪・パラリンピックや輸出の促進も見据えて義務化を図る。