【食中毒】食中毒で営業停止「予約客断れず」 命令無視の店を告発 /愛知県
愛知県は9日、食中毒による営業禁止命令に従わずに営業を続けたとして、同県小牧市の日本料理店「かな和」を食品衛生法違反の疑いで県警に告発した、と発表した。
県によると、同店で7月28日に食事をした客のうち7人に下痢などの症状が出た。県は8月4日に営業禁止を命じたが、再三の指導にもかかわらず、翌日以降も営業を継続したという。
店側は「予約のお客さんを断ることはできない」と説明していたが、予約以外の客にも料理を出していたという。営業禁止の期間中、食中毒などの訴えはない。