2018/11/11【食中毒】だし汁と間違い…洗浄剤入りお茶漬け提供 長野の旅館で3人食中毒 /長野県
長野県は11日、同県茅野市の旅館「蓼科 親湯温泉」で9日の夕食に除菌洗浄剤が混入したお茶漬けが誤って提供され、食べた埼玉県の40~70代の男女3人がのどの痛みや舌のしびれなどを訴える食中毒があったと発表した。全員が快方に向かっている。
諏訪保健所は、旅館側が、鍋に除菌洗浄剤を入れて汚れを落とした状態の液体を、だし汁と誤って焼きおにぎりにかけてお茶漬けとして提供したことを確認。同保健所は除菌洗浄剤による食中毒と断定し、11、12両日に調理部門を営業停止とした。
同旅館によると、お茶漬けは10人中8人が口にし、うち3人が大事を取って搬送された。「お客さまや多くの関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をお掛けし、おわびする」としている。