川崎市は29日、市内に住む30代の女性がはしかを発症したと発表した。
市によると、周囲に感染の恐れのある時期に、通院のため電車に乗っており、不特定多数の人に接触した可能性がある。海外渡航歴はなく感染経路は不明だが、遺伝子検査の結果、ウイルスはフィリピンなどで流行している型と一致した。
女性は24日に発熱し、26日に発疹が出た。26日と27日に、それぞれ市内の別々の医療機関を受診した。27日の通院の際、午後2時ごろから3時ごろまで片道だけ電車を利用。東急東横線の元住吉から武蔵小杉に行き、そこでJR南武線に乗り換え、武蔵溝ノ口まで移動した。
ワクチン接種歴があり、快方に向かっている。
https://www.sankei.com/li…/news/190429/lif1904290016-n1.html