新潟県と新潟市は22日、40代の男性が結核を発症し、さらに19人が結核に集団感染したと発表した。県内で結核の集団感染が確認されるのは7年ぶりだ。
県と新潟市によると、去年12月、新潟市保健所に市内の医療機関から40代の男性が結核を発病したと届け出があった。
届け出を受け、この男性の家族と職場の同様など計85人を対象に健康診断を実施したところ、結核を発病した人が3人、感染者が16人確認されたという。
県内で結核の集団感染が確認されるのは7年ぶりだ。
結核は咳や微熱など風邪で症状が似ている。
県と新潟市は結核の症状が疑われる場合は、マスクの着用や早めの受信を呼び掛けている。