2019/06/26【黄色ブドウ球菌】園児ら72人嘔吐 卵サンドで食中毒か 京のパン店営業停止 /京都府
京都市保健所は25日、市内の幼稚園で提供された卵サンドなどを食べた1~6歳の園児と教諭計72人が、食中毒の症状を発症したと発表した。全員軽症で、ほぼ回復しているという。
保健所によると、園児ら237人は17日昼、山科区のパン店「パンの店 HAYASHI」が作った卵サンドなどを食べた。うち72人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、9人から黄色ブドウ球菌を検出したという。同幼稚園には幼児園が併設されている。
市保健所は18日に同店の立ち入り調査を実施し、男性店主(45)の指から菌を検出したことなどから、食中毒と断定し、同店を25日から3日間の営業停止命令を出した。市内で食中毒の発生は本年度初めて。