山形県は12日、酒田市の保育所の園児5人と園児の家族の高校生1人が細菌性赤痢に感染したと発表した。この1週間で同じ保育所の園児、家族計22人の罹患(りかん)が判明したことから、県は集団感染と断定した。
県によると、22人の内訳は園児13人と家族の小学生2人、高校生2人、保護者5人。新たに罹患が分かった6人は発熱や腹痛、下痢の症状が出たものの、全員快方に向かっているという。
細菌性赤痢は、衛生状態が悪い海外に渡航した際に感染し、帰国後に発症する場合が多い。県庄内保健所が感染経路などを調べているが、感染者には1カ月以内の海外渡航歴はないという。
https://www.sankei.com/li…/news/191212/lif1912120046-n1.html