2019/12/23【ノロウイルス】中国料理店でノロ集団食中毒 /千葉県
千葉県松戸市の飲食店で食事をした2歳から78歳までの男女、合わせて32人が、相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、保健所は、ノロウイルスによる集団食中毒と断定してこの飲食店を23日まで3日間の営業停止処分にしました。
千葉県によりますと、今月13日から15日にかけて松戸市の中国料理店、「天廣堂」で食事をした2歳から78歳までの男女、合わせて32人が、相次いで下痢やおう吐などの症状を訴えました。
入院した人はおらず、症状はいずれも快方に向かっていますが、保健所が調べたところ、このうち11人からノロウイルスが検出されたということです。
また、この店で調理に当たった従業員8人のうち5人からノロウイルスが検出されたということです。
このため保健所は、店で提供された食事が原因の集団食中毒と断定し、この店を、23日まで3日間の営業停止処分にしました。
ノロウイルスによる食中毒は冬の時期に多く発生します。
県は、十分な食品の加熱のほか、手洗いや調理器具の消毒などを徹底するよう呼びかけています。