2020/01/22【ノロウイルス】札幌で出前海鮮丼を食べた13人が食中毒に 患者からノロウイルスを検出 /北海道
札幌のすし店の出前の海鮮丼を食べた男女13人が、ノロウイルスが原因とみられる食中毒にかかっていたことがわかりました。
札幌市によりますと、食中毒があったのは札幌・南区南沢の「鮨処千成(すしどころせんなり)」で、今月11日、10代から60代の福祉施設の職員と利用者男女13人が、出前で配達された海鮮丼を食べ、翌日、次々に嘔吐や下痢の症状を訴えました。
このうち検査をした10人からノロウイルスが検出されたということです。
症状の重い一人が一時入院していましたが、現在は全員が回復しています。
この店は、調理担当者からもノロウイルスが検出されたため、17日から自主休業していますが、札幌市保健所は店に21日から3日間の営業停止処分を命じました。
冬に感染者が増えるノロウイルスが原因の集団食中毒は、札幌市内で今シーズン初めてです。