消毒薬について
除菌剤・消毒剤・滅菌剤の目的はターゲットとなる病原微生物(ウイルス、細菌)を死滅させることです。
様々な種類に分かれているのは、ターゲットとなる病原微生物(ウイルス、細菌)によって効果が変わります。また、人体や設備、材質などによっても変わります。
除菌剤・消毒剤・滅菌剤のことを知ることは、効率の向上やコストを抑えることにつながり、除菌・消毒・滅菌を適切に行うことが出来ます。
ちなみに「除菌」「消毒」「滅菌」では言葉の意味が異なります。
消毒薬の抗微生物スペクトル
病原微生物の種類によって薬剤を選別します
〇:有効
△:十分な効果が得られない場合がある
✕:無効
※空欄部分については、これまでのところ効果を確認した文献がありません。
消毒薬の適用対象
薬剤の適用対象によって薬剤を選別します
〇:使用に適する
△:一般的には使用しないが、場合により使用することもできる
✕:適用外
※1:日常的に手が触れる部位などの狭い領域としての環境をさします。
※2:排泄物そのものの消毒ではなく、排泄物で汚染された可能性のある部位をさします。