予防接種・ワクチンについて
ワクチンを接種して感染症を予防
感染症にかかると体の中で抗体などが作られ、新たに外から侵入する病原体を攻撃するしくみができます。このしくみを免疫といいます。
また、抗原(病原体)による免疫を獲得することを獲得免疫といいます。
獲得免疫の仕組みを利用したのが、ワクチン
ワクチンを接種することにより、あらかじめウイルスや細菌などの病原体に対する免疫(抵抗力)を作り出し、発病を抑える、もしくは重症化させないようにするのです。
まれに熱や発しんなどの副反応がみられますが、実際に感染症にかかるよりも症状が軽いことや、まわりの人にうつすことがない、という利点があります。
定期接種と任意接種
予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する定期接種と希望者が各自で受ける任意接種があります。
費用は、定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村などに確認してください。