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ノロウイルス検便検査の検査方法の違いについて
感染症.comでは、新たに開発されたBLEIA法をスタンダードサービスとしてご案内しております。ノロウイルス検査は通常の検便検査とは検査方法が異なりますので、下記を参考にしてください。
感染症.comイチオシ
BLEIA法(生物発光酵素免疫測定法)について
BLEIA法(生物発光酵素免疫測定法)はホタルの発光現象を応用した方法で、高感度である特長がみられリアルタイムPCR法(核酸増幅検査)と同等です。
測定は全自動化された装置で行うことから多量検体を少人数の技術者で実施できます。
BLEIA法は大規模なノロウイルス検査にも対応可能な方法としてこれから広く普及していくと考えられます。
ウイルス量と検査方法
糞便からのノロウイルス検査法の違いと概要
拡散増幅検査
リアルタイムPCR法、RT-PCR法(公定法)
長所:高感度。特異性が高い。
短所:時間がかかる。多検体処理が難しい。
主な測定対象:患者、感染源、感染経路の調査。調理従事者などの職場復帰検査。
RT-PCR法(Kit)
長所:高感度。特異性が高い。
短所:時間がかかる。多検体処理が難しい。
主な測定対象:調理従事者などの定期検便検査、職場復帰検査。
LAMP法
長所:高感度。特異性が高い。
短所:時間がかかる。多検体処理が難しい。
主な測定対象:感染源の調査。
TRC法
長所:高感度。特異性が高い。
短所:時間がかかる。多検体処理が難しい。
免疫学的検査
BREIA法
長所:高感度。特性が高い。多検体処理が可能。
短所:準備に時間がかかる。
主な測定方法:調理従事者などの定期検便検査、職場復帰検査。
イムノクロマト法
長所:迅速。
短所:感度がやや低い。
主な測定方法:食中毒における発生当初の迅速検査。
ELISA法
長所:簡便。
短所:特異性がやや低い。
主な測定方法:食中毒における発生当初の迅速検査。
コンサルタントより
様々な検査方法がありますが、今後はBLEIA法が広く普及していくと思われます。